前回はITエンジニアが不足しているって言ってたけど、特にSE(システムエンジニア)は不足しているって本当?
こんにちは。
前回は、こんな記事を書きました。
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今回は、上記の記事をさらに深掘った感じになります。
この記事を書いている僕は、
✅現在エンジニアで、約5年以上(現在4社目で勤めています)
✅実務でのプログラミング歴は約3年以上
✅プログラミング以外でも、インフラ、上流工程など経験
✅プログラミングスクールに通った経験あり
上記です。
そしてこのブログでは、プログラミングスクールの体験談や、プログラミングに関する記事を何個か書いています。
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【目次】
【前置き】システムエンジニアってどういう仕事をするの?
※上記を知っている人は、次の見出しに進んでも大丈夫です。
SEの仕事は、顧客の要求から仕様を決定し、大まかな設計をするまでの情報システム開発における上流工程を担当します。
その際、予算や人員、進捗管理などのマネジメント業務も大切な仕事です。
ただし、企業や開発チームによってSEの仕事内容は異なることもあります。
SEが担当する上流工程は「要求分析・要件定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」などの業務です。
(https://www.internetacademy.jp/it/server.html より引用)
上記です。まとめますと、やる事は
・お客さんにヒアリング
・仕様を決定
・設計書を作成
大きくこんな感じだと思います。
SEが不足しているのは本当なのか?
本当です。
まずは下記のグラフです。
(https://www.springjapan.com/client/useful/column/foreigner_ityより引用)
このグラフは、SEを含めたITエンジニアの人材不足のグラフです。
このように2020年は30万人の人材不足となっています。
その後も、
2021年:31万人
2022年:32万人
2030年:約45万人
こんな感じで予想されています。
圧倒的に人材が不足しているのがお分かり頂けたところで、僕の前の会社での話をします。
その会社はsesメインでして、客先に常駐させてもらう為に「面談」がありました。(もちろん合否あり)
尚、客先への道中は営業さんが同行していたので、話をする機会がよくありました。
(この会社は、営業さんとの距離が近かったのは、良かったですね。)
当時、僕はプログラマー一本で行くと決意していて、営業さんにもその旨を伝えていたのですが、(この根拠は、楽しい・好きな事を続けたいという信念がある為)
そこで話されたのが、次の通り。
・上流工程の出来る人が特に少ないので、これが出来ると人材価値が非常に高まる。
・かなりの作業がAI化された今、プログラミングも自動化される可能性あり
・しかし上流工程は、システムを作る源泉であるので、AI化されにくい
結論:上流工程(最低でも、設計書を理解できる・作成できる)も出来るようになってほしい
SEを目指せとまでは言わなくても、上流工程の作業(設計書を書ける)まで出来るとエンジニアとしてはほぼ食うに困らなくなるという話でした。
SEを目指す理由(メリット)
未来を見据えた話になりますが、
・自動化されにくい仕事
・人材価値が高まる
この二つかなと思います。
自動化されにくい仕事
今、プログラミングが人気です。
しかし、これも実は「自動化される」という可能性もあります。
例えば、ネットショップ。
今、香取慎吾さんがコマーシャルでやっている「base」(https://thebase.in/)がそうですね。
このツールは誰でも、個人でネットショップを開設できるというツールです。
今までは、企業がシステム会社さんにネットショップの開設を依頼し、頼まれた通りにプログラミングして、ネットショップを作り上げるという感じでした。
しかし、この開発が繰り返されていく内にやる事が次第に固まっていき、プログラミングでやることも固まってしまったので、残るのは
・商品の登録
・画面での商品などの配置設定
これをお客さんが操作するだけということになりました。
このような事から、昔は「会社単位」でしかネットショップを開設できなかったのですが、今では個人で手軽・簡単に出来るようになりました。
上記はあくまで、システム開発がパターン化(やる事が固定化)された一例です。
これからもっと、他のシステムでも「パターン」が見えてくるとプログラミングも固定化されていくでしょう。
そして次第に、プログラミングも自動化されるということです。
しかし上流工程の場合は、新しいシステムを立ち上げる準備をしたり、また極端に言うと既存システムの「パターン」とかを見つけて設計書を書いていくのが仕事になりますから、ここは自動化されにくいのが僕の考えです。
人材価値が高まる
上記でお分かり頂けたと思います。
自動化されにくい仕事ですから、最近仕事が機械で代用される現代から言うと、非常に価値の高い人材になれます。
IT系企業ならこれから、どこに言っても重宝されると思います👍
SE(システムエンジニア)になるには?
☑️業務経験を積む
これに限るのではないでしょうか。
まずシステム開発工程として、大きく上流工程・下流工程があります。
上流工程・・・システムの骨組みのようなものを作る(ヒアリング・設計書作成)
下流工程・・・設計書をもとに肉付け(プログラミング)し、システムを実現する
最初は下流工程でプログラマーとして、上流工程で作成された設計書を基に作り上げつつ、システムの仕組みを把握。
徐々に設計書の内容も理解していく・・・。
やがて上流工程に携わって(システムエンジニア)いくのが定番だと言われています。
しかし、たまにエンジニアとして就職して、会社の命令で上流工程から業務に入る人もいるようですね。
僕が今まで勤めてきた中で、そういった人は何度か見たことがあります。
でも、それでも上手く行っている人もいるようですし、一概に「プログラマー→システムエンジニア」とは言えないようですね。
どちらにしても、IT系の会社に勤めて、そこでしっかり勤めて学習するという姿勢が、システムエンジニアになるためには必須だと思います。
まとめ
プログラマーとしてつい最近就職したあなたも、
まさかプログラミングが近い将来、自動化されるとは思いもよらなかったでしょう。
しかし、そんなあなたも次第に仕事をこなせるようになれば、未来が徐々に見えてくるのではないでしょうか。
いや、それでも自分はプログラマーとして生きていく!
という決意の固い人は、是非プログラミングを極めることをお勧めします。
例えば、今はプログラミング言語はJava、PHPの求人が特に多いですので、Javaを一点集中で極める。
という感じです。
Javaと言えば、自分でしょ!!
と胸を張って言える位になれば、これもまた人材価値の高い人になることができ、食うに困らなくなると思います。
僕も、より人材価値の高い人間になれるように日々、業務・勉強に取り組んでいます。
お互い頑張っていきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。