こんにちは。
本の紹介記事になります。タイトルは、
『メモの魔力 』
発行所:株式会社 幻冬舎
著者:前田 裕二さん(showroom株式会社取締役社長)
分類:自己啓発
この本は・・・
入社2、3年目。
仕事は頑張っているつもりだけど、正直成果が出ていないように思える。
何が原因なんだろう?
最近自分が仕事をやっている意味が分からなくなってきた・・・
帰って寝て、起きてまた仕事の繰り返し。
本当に自分がやりたい事って何だろう??
上記で悩んでいる人へ向けた本だと感じました。
【目次】
1.著者の紹介
著者の前田裕二さんは、showroom株式会社を設立した方です。
showroomとは、無料で誰でもライブ配信&視聴ができるアプリでして、
- ライブ配信で、配信者と視聴者が「仮想ライブ空間」で話ができる
- 配信者と話がしたい時は、自分のキャラクターである「アバター」を作って使える
- 「ギフト」を使って、配信者を応援できる
上記の楽しめる機能を備えています。
そして、お気に入りの配信者に対してはフォローができ、配信開始時には通知を受け取る事ができます。
尚、ライブ配信では、有名なAKB48グループメンバー・声優などの連日個人配信も見れるそうです。
showroomというアプリもなんと、「メモ」の恩恵で生まれたと著者は語っております。
つまり、メモの恩恵によって「人生の軸」を見つけ、チャンスをつかみとったのです。
2.この本の魅力
①メモの本来あるべき姿を書いている
突然ですが、一般の人と著者のメモに対する意識です。
一般の人
- 仕事を覚える為に書くもの
- 書いても見返さない
- 出来るだけ書きたくない・・・
大体の人はメモに対して、上記の「マイナスイメージ」を持っているのではないでしょうか。
ですが、著者は違います。
著者
- 思考が深まる
- 自分を知ることが出来る
- 夢を叶える
- 極論、生き方である
- 「メモの世界」と言う程、奥が深い
僕が読んだ限りですと、こんな感じでした。
これを一冊の本として出版した位ですから、筆者の「メモ」に対する想いは尋常じゃないですね。
さらに「メモ」の重要性、メモで人生を変えられる事を「伝える」レベルではなく、「訴える」くらい熱量たっぷりと本に込めています。
この世の成功者と呼ばれる人でも「メモ」について、ここまで語れる方は流石にいないんじゃないでしょうか。
②付録で「人生の軸」を見つけることが出来る
この本の巻頭末に自分だけの「人生の軸」を見つける為の、「自己分析1000問」があります。
1000問と聞いただけで正直びっくりですが、筆者は就職活動時、面接対策の為に自己分析ノートを用意し、自分で質問を1000問考え、全て答えたそうです。
しかし、答えるだけでは意味がありません。
ここから筆者は、メモの魔力を上手く活用したと言えます。
結果、その自己分析が活きて、就職活動を成功。
さらに会社の立ち上げも成功させました。
自分がやりたい事は何だろう・・・?
と悩む方はこの本を読むべきだと思いますし、そして1000問による自己分析にもチャレンジすべきです。
ちなみに自己分析1000問の次ページには、特別企画としてこの質問に全て答えた方々の「人生の軸」が約1000個載せられています。
質問の回答に詰まったら、この1000個の「人生の軸」を参考にとの事ですので、休憩がてらでも見ると、モチベーションも上がるのではないでしょうか。
3.本の構成
日常でメモを活かす方法を記載
次のように、見出しをつけて書いています。メモとは、
- 日常をアイデアに変える
- 思考を深める
- 自分を知る
- 夢をかなえる
- 生き方である
これを見るだけでも、メモの奥深さを感じます。
メモは、単に仕事を覚える為に書くのではなく、例えばですが、
- 起きた事象からどういう結論が導き出されるか?
- その結論はどういった過程で導き出されたのか?
- それぞれの過程の共通点は何なのか?
- その共通点をどう活かせるのか?
上記のように浮かび上がる疑問に対する答えを出すために、言語化して頭を整理するツール。
つまり、「第二の脳」と明言しています。
頭に思いついた事は、すぐにメモを用意して、言語化する。
その習慣があったからこそ、著者はここまで上り詰めたんだと言えます。
また、筆者が独自で編み出した「メモの取り方」を写真つきで紹介されています。
人間の心理を上手く活用した書き方というのが、僕の印象です。
是非この本を手にとって、メモの取り方を真似てみてはいかがでしょうか。
あなたの仕事やプライベートでの頭の整理そして、アイデアを創出するのに大変役立つツールとなるはずです。
4.まとめ
書評は以上になります。
別に読まないよって言う、あなたもこの記事を読んだ機会にぜひ、メモに対する認識・メモのとりかたを変えて頂ければと思います。
そもそもこの年だし、人生変えられるとか思ってない
とか考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その場合は、
❗️やらないより、やってみた方がマシ
という思考に転換してみてはいかがでしょうか。
この本を手にとって読んでみて、 さらに自己分析しておいて、損はないと思います。
そして、やる事を見つけてみるべきです。
やる事ないと、人生つまらないですからね。 さらに何歳になっても、チャレンジする権利はあります。
参考になれば、幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。