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【書評】旅を栖とす~あなたの憧れる旅行が味わえる一冊~

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『旅をしたいなぁ・・・、でも本当の旅って何だろう?』

 

本「旅を栖とす」は上記の方にオススメだと感じました。

 

この本は、著者・高橋久美子さんの旅の実体験を基に、日記みたいな感じで書かれています。

 

元々著者は旅好き(バックパッカー)でありますが、コロナ禍で旅行を自粛。

 

その自粛を余儀なくされた中で書き上げたのが、この「旅を栖とす」という本です。

 

確かに旅行に出かけるのも、はばかられる今のご時世。

 

旅に出たくてウズウズしている人もたくさんいるでしょう。

 

ですので今回、そんなあなたに向けて「旅を栖とす」を紹介します。

 

是非この本の魅力が分かった上で、手にとって頂きたいと思います。

 

きっとあなたも「こういう旅がしたい!」と思いながら、読み進めることが出来ますよ。

 

 

それでは、紹介していきます。

【目次】

『旅を栖とす』の魅力①:人との触れ合いを繊細に描写

著者は、

・アジア(タイ、カンボジア、台湾)

 

・ヨーロッパ(フランス、フィンランド、カタルーニャ)

 

・アフリア(モロッコ)

 

・国内(奄美大島)

色んな国を旅しています。

 

そして、旅先で必ず現地の人との関わりが生まれ、現地の事(文化や習慣)を教えてもらったり、その国の人たちの魅力に惹かれたり。(しかしまた、逆も然りで。)

 

一部を紹介させて頂くと例えば、

 

著者はタイである青年と友人となるが、どうやらその青年は失恋をずっと引きずっている様でして。(6年も引きずっています)

 

筆者と呑んでいる間でも、ずっと失恋の事を話していた位です。

 

あまりにもその自信のなさ・ダラしなさから、著者はその青年を「ダメンズ」と表現しちゃっています。(笑)(ダメなメンズで、ダメンズです)

 

この様に異国にいても、言葉が違っていても現地を旅すれば必ず、現地の人との交流があります。

 

旅先のホテルでも、フロントの方とも仲良くなれる位です。(筆者は実際に仲良くフロントの方と話している場面が出てきます)

 

凄いですよね。

 

でも案外、現地の人は優しいことが多いので、著者もその人たちのお世話になることが多かった感じです。

 

何より人柄が皆陽気ですし、普通に歩いてたら向こうから声をかけてくる事も多いようです。

 

「国内を旅するのは良いけど、海外は嫌だなぁ」と思う人は、恐らく「言葉の壁」が原因だと思います。

 

しかし、この実体験を読んだ限りだと、皆気さくに話しかけてくれる印象がかなり強いので、言葉の壁なんてのは気にしなくて良いかもです。

『旅を栖とす』の魅力②:旅先でのトラブルも書いている

著者の旅は、旅行前にスケジュールを立ててその通りに旅行する、というスタンスではない様です。

 

結構、生きあったりばったりに行動している印象でした。(多少行きたいところは前もって、ガイドで調査はしていらっしゃる)

 

分からないことがあれば現地の人たちに聞く。

 

つまり、現地の人情が頼りな旅です。

 

皆がやりがちなスマホで調べるのではなく、自分たちの目と耳から新鮮でワクワクするような経験を開拓する。

未知に出会いたいのではなく新しいものを探す目を開きたい。

筆者は、旅の目的を上記の様にも表現しています。

 

しかし人情が頼りとは言っても、もちろん良い人ばかりではなかったようです。

 

例えば・・・

・パリでの賭け事で大勝利したはずなのに、実は違法で警察が来る騒ぎに

 

・カンボジアで、観光客がほとんどいない遺跡で少年5、6人に跡をつけられお金が欲しいと追いかけ回された

 

・モロッコのホテル前で、タクシーらしき多数の車のドライバーに呼び止められ客引きに巻き込まれた

などなど上記以外でも、トラブルに巻き込まれてしまいます。

 

結構海外の人は積極的で、どうやら日本人にはよく話しかけるとの事。(日本人=お金持ちな印象があるようです)

 

しかし話しかけてくる大半の人間が「お金目当て」らしいです。

 

海外なんて言ってしまえば、未知ですし初めての人は「不安」ばかりだと思います。

 

その「不安」につけこむという人が多いようですね。

 

特に日本語を話す人には要注意です。

 

でも、筆者はこれも含めて「旅はいろんな事に出会うから魅力的なのだ」と言わんばかりに、文を綴っています。

『旅を栖とす』の魅力③:異国の文化が分かる

現地に住む人たちの

・習慣

・考え方

・価値観

が筆者の実体験を通じて分かります。

 

例えば日本でも、筆者は奄美大島を旅しますがそこでは

・ユタ神様(神女)という祭事が存在し、占ってもらったところ見事的中する

 →筆者の身に起こる、直近の出来事も当てられて驚愕

 

・出会ったおばちゃんにちょっと道案内をしてもらうつもりが、1日の最後まで現地のスポットを紹介して頂いた

 →気の使い方が不思議(でも人が濃く、暖かい)

 

・バスの運転手が気さく

 →少なくとも、地元の人についてよく知っている運転手

同じ日本でも、文化・習慣・価値観そして人柄も全然違うということを、本を通じて知ることができます。

 

異国なんて、あなたが想像している以上に、良い意味・悪い意味でもっと凄いですよ。

 

僕なんて海外は旅したことはない(学校の卒業旅行でアメリカに行ったくらい)ので、全部新鮮な情報でした(笑)

 

初めてだがなんか旅したいなぁと考えている人は、この本を読んで旅のことや外国の文化を知っておくのも凄くアリですよ。

 

この筆者の文章は飾り気なく、見たままの情報を文章に起こしていますので。

『旅を栖とす』を読んだ方たちの感想

僕以外にも、この本を読んだ方の感想を上げておきます。

旅ものエッセイはどうしても沢木耕太郎の深夜特急が頭にあるのでそれと比べてしまう。くみこんも意識してるらしいし。やっぱりアジアとくに東南アジアは面白い。

 

実際ページも半分以上東南アジア。ヨーロッパ編、国内編はなんとなく流し読みになってしまった。

 

僕自身ヨーロッパも国内の僻地も行ったことないからあまり共感できなかったかも。後半は旅というよりエッセイ感が強かったなー。

バックパックで昔旅したことを少し思い出したけどくみこんにはかなわない。コロナ禍で旅行が制限され、歳もとると家に引きこもってしまうからいい刺激になった。

海外であれ国内であれ、旅行者からすると旅行した場所は非日常な異世界ですが、そこで暮らす人にとっては日常の生活なんだよなと感じました。

それを、見たまま、聞いたまま、感じたままに、きれいな景色、陽気な人々も、貧富の格差、悲しい歴史などなど、正直に綴られていました。

内容がすかすかな旅エッセイと違って、旅での出会いやトラブルを消化して、自分なりの解釈をつけているところが、話にふかみを増しているのだろう。

飾り気のない人柄が、世界の人とつながり、ピースフルなエピソードを呼び起こしている。

https://bookmeter.com/books/17228208より引用

最後に

以上、「旅を栖とす」の魅力をお伝えしました。

 

筆者は、本の最後に「人生こそ旅である」みたいな事も主張しています。

 

つまり、今こうやって僕の記事を読んでくれているあなたも、旅の途中という事です。

 

しかし日常は、人間関係や仕事などで疲れることがあるでしょう。

 

是非「旅を栖とす」を読んで、この本で登場する世界を知って頂ければと思います。

 

いかに自分がちっぽけな事で悩んだり、疲れたりしているのかも分かる一冊でもあります。

 

 

以上です、ありがとうございました。