sesとフリーランスの違いを教えて。
今回は、上記の疑問に答える記事です。
ITエンジニアを目指しているあなたなら、上記2つのキーワードは聞いた事あるのではないでしょうか。
そして、sesとフリーランスの違いについて、知りたいって方が多いようです。
違いについては結論・・・、
働き方は似ているようです。
が、もらえるお金については、結構違うようでして・・・。
【本記事から分かること】
・sesとフリーランスの大きな違い2つ
・フリーランスになった時にやらなければならない事
・フリーランスが向いていると思う人
ちなみに、この記事を書いている僕は・・・
✅現在エンジニアで、約6年以上勤務
✅自社開発もやっていましたが、ses経験はかなり豊富です
✅現場でも仕事しながら、プログラミング経験ない人を教えています
✅通学型プログラミングスクールで学習してました
上記の経験があります。
また、当ブログではプログラミングスクールの体験談や、プログラミング(スクールの紹介も含む)に関する記事を90記事ほど書いています。
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上記の通り僕はITエンジニアですし、業界についてはある程度詳しいです。
とは言え、すみません。
僕はフリーランスではないので、本記事はあくまで、備忘録として書いています。
ご了承ください🙇♂️
【目次】
【結論】sesとフリーランスの大きな違い2つ
・給料の還元率
・案件を選べる
上記2点です、順番に解説します。
sesとフリーランスの違い①:給料の還元率
案件ごとに単価がありまして、
sesとして働いている場合は残念ながら、あなたが所属している会社からいくらか引かれます。
相場では単価の6割が、あなたの給料として還元。
残りの4割は、会社に持っていかれます。
フリーランスも同じで、外部営業に案件獲得を依頼している場合は、外部営業にお金を少しもっていかれます。
還元率はフリーランスの方が高いらしいですが・・・。
しかし、フリーランスは自分で営業をかけて、案件を獲得しにいくことも可能。
直接案件を獲得すれば、満額もらえます。
sesとフリーランスの違い②:案件を選べる
sesは会社都合で、あなたが希望する案件に入れないことが多いです。
未経験なら尚更です。
ある程度経験を積んでいるエンジニアなら、希望を聞いてもらえますが。
その点、フリーランスは自分が希望する案件に入れます。
会社に所属していないので、あなた以外の都合で、希望しない案件に入ることはないですね。
なのでフリーランスは、自由に案件を選べるところもメリットですね。
以上2点がsesとフリーランスの違いになります。
あと、小さな違いではありますが、フリーランスの場合は
・仕事上で発生した、交通費や交際費を経費で落とせる
・【痛い】有給休暇がなく、欠勤扱いになる
が挙げられます。
【主に2点】フリーランスになった時にやらなければならない事
・事務処理
・勉強
上記2つです。
フリーランスになった時にやらなければならない事①:事務処理
具体的には・・・
・確定申告(税金の支払いのため)
・国民健康保険への切り替え
・開業届を出す(フリーランス始めたての時のみ)
上記です。
まず、フリーランスになったら最初にやる事は「開業届の提出」です。
所轄の税務署へ提出する必要があるようです。
次は、国民健康保険への切り替え。
今まで会社に所属していれば会社の健康保険に入れましたが、国民健康保険に切り替える必要があります。
その手続きも必要ですよね。
でも、あなたが健康に大変自信があるなら加入しなくても大丈夫かもです。
次は「確定申告」。
自営業の人なら必ずやる、年に一度の作業です。
毎年申告する上、年に一度なので作業を忘れやすいとの事。
収入や経費、控除類の計算などなど、かなり手間のかかる作業で有名ですね。
とは言え、最近は確定申告の手間をできるだけ省く為に「freee」などのアプリが出ていますよね。
昔と比べて、確定申告の作業は大分楽になっているのではないでしょうか。
フリーランスになった時にやらなければならない事②:勉強
今じゃ未経験からフリーランスになる人がいて・・・
『フリーランスって誰でもなれるものなの?』
とか思うのも自然ではないでしょうか。
でも、違います。
以前の客先で、フリーランスだった人(現在、会社経営者)と話したことありますが、成功するのは一握りとの事。
そして成功している人は常に、「日々勉強して、新しい技術を取り入れている」とも仰っていました。
ですので単純ですが、勉強しましょう👍
勉強としては、「ポートフォリオ作成」が一番良いと思います。
もしあなたが一人で営業かけるのであれば、ポートフォリオがあれば尚、案件を獲得しやすくなるからです。
【フリーランスを目指しているあなたへ】フリーランスが向いていると思う人
・向上心がある
・自分から行動できる
どちらも必須だと思います。
順番に解説していきますね。
フリーランスが向いていると思う人:向上心がある
sesなら良く言えば、会社が勝手に客先を探してくれるので、こっちはただ面接を受けるだけ。
向上心がなくても、ぶっちゃけ実務経験があれば、受かるでしょう。
しかも会社員なので、客先が決まらなかった場合でも、給料は減りますがお金は貰えます。
が、フリーランスの場合客先が決まらなかったら、お金は貰えません。
さらに、フリーランスになったら、長く続けたいと思うはずです。
その為に必要な事として・・・
自分は「これだ!」というスキルを持つ
上記が大事です。
なので、「自分はこれ!」というスキルを探し、極めるための「向上心」を持っている方。
フリーランスを目指してみても良いですね。
フリーランスが向いていると思う人:積極的に行動できる
フリーランスは会社に所属していないので、頼れるのはあなた自身です。
先述したように事務処理などは、あなたが行わなければなりませんからね。
例え面倒でも、あなたから手続きが行える。
そして、今の職場でも・・・
・意見が言える
・指示待ちせず、自分ができそうな仕事を新たに提案できる
ぐらいまで行けば、後は…
エンジニアという仕事が好き
という気持ちがあると、最後まで屈せずにフリーランスとしてやっていけるはずです。
【まとめ】
【sesとフリーランスの大きな違い2つ】
1. 給料の還元率
2. 案件を選べる
【フリーランスになった時にやらなければならない事】
1.事務処理
2. 勉強
【フリーランスが向いていると思う人】
1.向上心がある
2.自分から行動できる
最近、it未経験からフリーランスになりたい方向けのコースを設けたスクールも出ています。
明確な目標がない限り、どうか安易に受講しないようにしてください。
出来れば、sesで最低3年勤めてからフリーランスを目指す方法もアリだと思います。
it未経験者でも、sesの企業なら割と受かりやすいですよ。
そして、3年経験積めば…
・ビジネススキル&ビジネスコミュニケーションが身についている
・自分はコレ!もしくは、コレを極める!という目標が定まっている
と思います。
あなたがもし、フリーランスを目指しているのであれば、どうか上記2つを基準に頑張ってみてはいかがでしょうか。
記事は以上です、ありがとうございました!