エンジニアは人手不足。
その割に年収が低いと聞いた事あるけど、本当なの?
今回は上記の疑問に答える記事になります。
本記事を書いている僕は、
✅現在、ITエンジニアとして約5年以上勤務
✅実務でのプログラミング歴は約3年以上
✅プログラミング以外でも、インフラ、上流工程など経験
✅プログラミングスクールに通った経験あり
上記の経験があります。
そして、当ブログではプログラミングスクールの体験談や、プログラミングに関する記事を80記事ほど書いています。
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上記の通り僕はITエンジニアですし、業界についてはある程度詳しいです。
エンジニアは年収が低いと思っている、あなた。
いきなり結論ですが、そこまで低いことはないです。
この記事を読めば、
💡エンジニアの実際の年収
💡何故エンジニアは年収が低いのか?
💡年収を上げる方法3つ
上記3つのことが分かりますので、どうか最後までお付き合い願います🙇♂️
【目次】
1.エンジニアの実際の年収は?
日本国内のITエンジニアの平均年収は、20代〜50代を平均して600万近い数字です。(参考資料:https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11646345/www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf)
他業種と比べて、決して低いとは感じないかもですが、人手不足がよく叫ばれている割にという感じです。
さらに激務な時も多いですし。
そして世界水準で見ると、日本のITエンジニアの年収は低いみたいですね。
例えば、米国と比較した場合だと
日本・・・約600万
米国・・・約1,115万
2倍近く差がありますね。
(ちなみに、アメリカの最高水準の年収は4,000万なんだとか。日本でも最高水準は2,000万です)
どうして、こんなにも差があるのか?って感じです。
2.何故、エンジニアは年収が低いと言われるのか?
理由は、
・ITの業界構造
・国内から出る製品の生産性が低い
・激務(な時がある)
この3点かなと思います。
順に解説しますね。
エンジニアの年収が低いと言われる理由①:ITの業界構造
IT業界の構造についてはまず、ピラミッドをイメージして頂ければと思います。
一番上の先端が、案件の発注元(企業A)とします。(ここが一番お金もらってる)
その案件を、別の企業Bが引き受けるとします。(元請けと呼びます、ピラミッドの上部です)
さらにその下請けが、別の企業Cに依頼するという構造ですね。(下請けと呼びます。ピラミッドの真ん中です)
そして、3次・4次請けまでもあるようですね・・・。(孫請けとも呼びます、ピラミッドの下部です)
もうお分かりかもですが、ピラミッドの下に行けば行くほど、その会社の利益は削られていきます。
つまり、そこで働くエンジニアの年収も低くなるという事ですね。
そして、日本ではこの下請けの企業が多いため、この構造が昔から変わらないままです。
エンジニアの年収が低いと言われる理由②:国内から出る製品の生産性が低い
国内から出る製品。
いわゆる、自社製品のことですね。
自社製品&大手の企業なら、平均年収が高いです。
(シンプルに、世界へ付加価値を提供しているからです)
例えば
・LINE(ライン)
・楽天
・DeNA(ディーエヌエー)
・Yahoo!(ヤフー)
・Google(グーグル)
このあたりですね。
ちなみに、こういった大手企業での平均年収は800万といったところです。
しかし日本では自社製品を持っている企業が少ない上、ses(客先常駐)として働いている人がメチャクチャ多いです。
さらには、sesだと先ほど書いた、業界構造の2次請けや3次請けに当てはまることが多いです。
その為、ITエンジニアの平均年収が下がってしまう。
という事になります。
エンジニアの年収が低いと言われる理由③:激務(な時がある)
昔のように、
会社で一夜を過ごすほど激務、という事は少なくなったらしいです。
(去年に会社の先輩から聞きました。)
しかし今でも、残業が多い案件に巻き込まれると、毎日夜遅くまで勤務する事があります。
残業代が全額もらえるとしたら、割と高収入かもですが、あまり嬉しくないですよね?
自分の時間がなくなるので。
つまり、残業が多いので高収入とは言えないです。
以上3点、年収が低いと言われる理由を書きました。
なのでここから、年収を上げる方法も紹介していきますね。
3.年収を上げる方法
以下3つです。
①転職(2、3年の経験があれば余裕です)
②副業
③フリーランス(今は割といます)
順番に解説しますね。
年収を上げる方法①:転職(2、3年の経験があれば余裕です)
もし、あなたが希望年収にそぐわない会社に入ってしまったとしても、問題ありません。
2,3年になりますが、まずは実務経験を積み、そこから転職するかどうか?考えましょう。
2,3年の実務経験があれば、差し支えなく転職は成功しますよ。
僕も最初の会社では、3年経ってから転職活動に入りましたが、そこまで苦労しなかったです。
ですが動く前に、ちゃんと転職エージェントの登録は忘れないようにしてください!
(あなたの適正年収を調べてもらう為です。)
それを基に、エージェントさんに交渉してもらうという流れが、年収アップへのカギですね。
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年収を上げる方法②:副業
この方法は、あなたの仕事が増えてしまうことになりますが(笑)
でも最近では、ITエンジニアの方で副業している人も多いです。
もちろん副業も、IT系(プログラミングや講師など)の仕事ですね。
とは言ってもプログラミングの仕事でしたら、フルリモートで出来る案件がほとんどです。
休日に、好きな場所・時間で作業ができますからね。
もしやりたいなら、クラウドワークス(ランサーズやクラウドワークスが有名)に登録し、あなたがやりたい仕事を探して応募する、という流れです。
年収を上げる方法③:フリーランス(今は割といます)
こちらはちょっとハードルが高いですよね。
でも、僕の周りでしたら例えば、25歳&IT未経験でフリーランスって人もいますからね(笑)
なので、最近ではITエンジニアのフリーランスとして活動、って方は結構見かけるようになった感じです。
そして、フリーランスでも上手くいけば、会社で働くよりも高い年収を獲得することもあります。
一見、フリーランスは経費などの身の周り・案件の獲得も、一人でやるというイメージがあるかも知れません。
案件も獲得できなければ、収入ゼロというのもありますからね。
しかし現在では、フリーランスの為のエージェントが存在しています。
一人で案件獲得しにいくのは不安!って方は是非活用してみてはいかがでしょうか。
とは言いつつも、いきなりフリーランスは不安ですよね?
なので、年収を上げる流れとしては
・もし、会社が不満なら転職
→転職して安定してきたら、副業をやる
・会社にそこまで不満がなければ、すぐに副業をやる
って感じです。
そして行く行くはフリーランスとして独立する、というのが理想ですね。
最後に
以上、
💡エンジニアの実際の平均年収
💡何故エンジニアは年収が低いと言われるのか?
💡年収を上げる方法3つ
を紹介いたしました。
エンジニアの年収も初期の頃は、低いかも知れません。
でも、エンジニアとしての年収の上げ方は、転職する以外にも方法があります!
それがITエンジニアの良さではないでしょうか。
さらにITエンジニアは、時間・場所に縛られずに仕事ができるメリットもありますね。
是非この職業を活かして、理想のライフスタイルを手に入れてはいかがでしょうか。
記事は以上です、ありがとうございました!